Mountain Beginner Guide
登山の持ち物・装備ガイド
初めての登山でも安心して楽しめるように、必要な装備・服装・持ち物をまとめました。
低山から伊吹山・御在所などの1,500mくらいの山までを想定しています。
基本的な装備は「ザック」「登山靴」「登山靴下」「雨具」の4つです。
伊吹山や御在所など、1,500mくらいまで行くのであれば必須です。
装備について
服装
- 体温を調整しやすいように、重ね着が基本です。
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虫除け(蜂やダニ)や紫外線対策、怪我防止のために、長袖・長ズボン・スパッツを推奨します。
できるだけ肌を露出しないようにしましょう。 - 帽子は必須です。 熱中症の予防や虫よけになります。
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Tシャツやパーカーなどの衣服は、ポリエステルなどの化学繊維や、速乾性があるものが良いです。
汗でベトベトになる綿素材は避けましょう。特に綿100%素材はNGです。
メンバーの方が愛用しているのは「ファイントラックのドライレイヤー」です。
- 長袖Tシャツの上に半袖Tシャツ、または半袖Tシャツにアームカバーがおすすめです。
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Tシャツや下着などは、楽天などのネットショップで購入するのもOKです。
◎メンズ用:Tシャツ、下着類
◎レディース用:Tシャツ、下着類
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上着はパーカーや、風を通さず雨を弾きやすい薄手のものを1枚用意すると良いです。
ウィンドブレーカーやレインウェアでもOKです。 -
登山ウェアが無い場合、低山であればエアリズムのような速乾性のあるインナーに、上下ジャージでも大丈夫です。
ズボンは、「スポーツタイツ+ハーフパンツ」もありです。女性なら「サポートタイツ」に「ショートパンツ」、または「山用スカート」というスタイルもあります。
冷えに備えて「ポケッタブルパーカ」や「ライトダウン」もあると安心です。ユニクロやロフト、長島のジャズドリームなどでも安く揃えられます。
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天気が良くても山の天気は変わりやすいため、レインウェアは必須です。
必ず上下で購入しましょう。 -
レインウェアは、低山であればヒマラヤ、スポーツデポ、アルペン、スポーツオーソリティなどで安く買えるものでもOKです。
最悪カッパでもOKです。ただし、1,000mを超える山の場合は、高価になりますが専門店での購入がおすすめです。
専門店は好日山荘、モンベルなどがあります。特にレインウェアは安全に大きく関わるため、ゴアテックス素材がおすすめです。
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レインウェアをネットで購入する際は、サイズに注意しましょう。
特に海外ブランドはサイズ感が違うことがあります。専門店で試着したあとに、ネットで購入する方法もあります。 - パンツは、動きにくいジーンズや乾きにくいスウェットは避けましょう。
- 女性のスタイルとしては、長袖シャツ、パーカー、キュロット、山スカート、スパッツなどが多いです。
ただし、スカートは歩幅を広げにくいことがあるため、登山ではパンツスタイルの方が動きやすい場合があります。
おしゃれなデザインと機能、価格帯から選ぶ
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とにかく安ければデザインは気にしない、ということであれば、アルペンやヒマラヤ、スポーツデポなどの量販店がおすすめです。
ミズノなどのスポーツメーカーも安く買えます
◎ミズノ:メンズ、レディース -
デザインが良いもので、できるだけ安く購入したいのであれば、次の4つがおすすめです。
モンベル、ノースフェイス、ファイントラック、コロンビア -
特に「モンベル」は日本ブランドで、日本人向けに作られており、初心者におすすめです。
年齢・性別問わず、一つのお店でほぼすべての物が揃います。
東海地方には各務原店、長久手店、名古屋店、名古屋みなと店、長島店、鈴鹿店などの実店舗があります。
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「ノースフェイス」はどちらかといえば若者向けで、おしゃれなデザインが多いです。
「ファイントラック」も日本のメーカーで、非常に性能が高く、革新的な製品が多いのが特徴です。
ノースフェイス、ファイントラック、コロンビアは「好日山荘」でも購入できます。好日山荘は、イオンモール各務原店・名古屋栄店・名古屋駅前店・四日市店などの実店舗があります。
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高価でもデザインと性能が良いものを購入したいのであれば、次のメーカーがおすすめです。マムート、バーグハウス、 ミレー、ホグロフス、アークテリクス、ピークパフォーマンス、ヘリーハンセン、テルヌア。
※ マムート、バーグハウス、ミレーは「好日山荘」でも購入できます。テルヌアは「石井スポーツ」が取り扱っています。
靴
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靴は「登山靴」がおすすめです。
低山であれば、トレッキングシューズや運動靴・スニーカーでもOKです。
運動靴・スニーカーの場合は、底に凹凸があり、厚みとクッション性のあるものが良いです。
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トレッキングシューズは、スポーツデポなどの量販店で、そこそこ安く購入できます。
初心者向けでよく売れているトレッキングシューズは「 キャラバンシューズ C1_02S」です。
女性の履きやすさに特化した「キャラバンシューズ C4_03」も人気です。
- トレッキングシューズや登山靴を購入する場合は、必ず実店舗で試着しましょう。
靴下
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登山は靴擦れが起きやすいため、登山用の靴下がおすすめです。
少し高額になりますが、靴擦れが起きにくく、ムレにくいです。必須と言っても良いアイテムです。
ザック
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これから登山を継続して楽しむのであれば、登山用のザックを購入した方が良いです。
日帰りであれば15リットルでOKです。山小屋へ泊まることも想定するなら、30リットルのものを選ぶのが良いです。 - ブランドによってポケットの数や重さ、フィット感が違うため、必ずショップへ行って選びましょう。
- 3時間程度の低山であれば、日常で使っているようなリュックでも良いです。
食料や飲料について
- 水怪我をしたときの消毒にも使用できます。
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お茶、スポーツドリンク
コーヒーや紅茶などは、カフェインの影響でトイレへ行く回数が増えることがあるため注意しましょう。 -
水分の消費目安は、暑い日で「体重kg × 行動時間h × 5ml」です。
たとえば体重50kgで4時間歩くなら、50 × 4 × 5 = 1,000mlが目安です。 -
水筒
低山であればペットボトルでも可。メンバーのおすすめは「THERMOS(サーモス)山専用ステンレスボトル」です。保温性が良いので、自宅で沸かしたお湯を持っていけば、カップヌードルを食べたり、ホットドリンクを飲んだりできます。
- 昼食は、おにぎりだけでなく、肉・野菜・果物などもあると充実します。
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おやつ
チョコ、グミ、飴、ゼリーなど携帯できるもの。熱中症の予防に塩系の飴がおすすめです。バテ予防のため、こまめにおやつを食べましょう。おすすめは蒟蒻ゼリーです。 - 非常食 任意カロリーメイトなど。
所持品について
必須・基本の持ち物
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地図 必須
基本はプリントアウトして持ち歩きましょう。
メンバーのおすすめは「地理院地図」です。
他にも「ヤマレコの地図検索」があります。
スマホアプリでは「ヤマップ」がGPSと連動していておすすめです。
その他、「ヤマレコMAP」や「いまココ」も人気です。 - タオル 必須
- ティッシュ、ウェットティッシュ 必須
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ビニール袋 必須
基本はゴミ袋として使いますが、水路横断など色々な場面で使えます。 -
虫よけスプレー 必須
マダニに効くスプレーは必須です。おすすめは「アース製薬 虫よけスプレー」です。
※マダニに刺されると感染症を引き起こす可能性があります。
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絆創膏 必須
「ファーストエイドキット」や痛み止めがあればさらに安心です。
任意で持っていくもの
あると便利なもの
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ボトルホルダー
登山中に水分補給をする際、いちいちザックから取り出す手間が省けます。
メンバーのおすすめは「ミレー ボトルホルダー 500ML」です。 -
トレッキングポール
持っていると楽です。メンバーが愛用しているのは「DAVADA」です。
※低山であれば無くてもOKです。
- 折りたたみ傘
- サングラス
- バッテリースマホの充電用。
- 座るときに敷くものクッションなど。
- ペットボトルのキャップを開閉式にするキャップ
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防水スプレー
靴やレインコートなどに使用します。前日にスプレーしておくと良いです。
おすすめは、ゴアテックス素材にも使える「グランジャーズ パフォーマンス リペル プラス」です。
- ジップロック防水に使用します。
- エマージェンシーシート
- ガムテープ
- クマ避けベル
- コンパス
- ライター
- コッヘル
- バーナー
おすすめしない物
ハイドレーション
洗浄が面倒で、メンテナンスに手間がかかります。また、しっかりと口を閉めないと水が漏れて、ザックの中が水浸しになる危険性があります。
その他の持ち物
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保険証、または保険証のコピー 必須
各自で保持しましょう。 -
緊急連絡先を書いた紙 必須
各自で保持しましょう。
登山前にやっておくこと
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登山保険へ加入 必須
おすすめは、YAMAPの「外あそびレジャー保険」。最大300万円のレスキュー費用が付いて580円(7日間)です。
山岳保険の比較はこちら
※損害保険の特約に付帯していることもあります。
※上高地などでは、登山口で短期保険に加入できるところもあります。
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登山届を出す 任意
登山計画書は各個人で県警などへ提出します。高山であれば必須です。登山口に「登山届用のポスト」がある場合もあります。 - 地図の準備と、火器の使用についての注意事項を調べておきましょう。
登山のマナーについて
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山で人とすれ違う時は、挨拶をしましょう。
相手側が長い行列の場合は、会釈だけでもOKです。 -
狭い登山道では「登りが優先」、下りの人は山側で待機します。
状況によって逆になることもあります。 - 道へゴミを捨てないようにしましょう。
落ちていたら拾ってあげましょう。
豆知識
- 100m標高が上がると、気温は約0.6度下がります。
- 派手なウェアが多いのは、万が一の時に発見されやすくするためです。
- 春は蜂やダニに注意しましょう。特にマダニには注意が必要です。
参考になるサイト
まずは低山から、気軽に始めましょう
登山の準備は、全部を一気に揃えようとすると大変です。
まずは「靴・雨具・ザック・靴下」の基本から揃えて、少しずつ自分に合う道具を選んでいきましょう。
参加前に会員規約をご確認ください。